マイフェイバリッドな幻影都市
幻影都市 ILLUSION CITY は、マイクロキャビンよりMSXturboR,PC98,PC88VA,X68K,MegaCD 等で発売されたサイバーパンク超伝奇 RPG です。マニュアルにはブレードランナー+菊地秀行などと書いてあって超俺得なマイフェイバリッドなゲームの1つです。
怒涛のオープニングデモ
とりあえずいいから画像を見て欲しい。
- 昔はマウスを使うゲームも珍しいものだったんだよ。
- ちょうど英国領だった香港が中国に返還されるか、というタイミングだったのでこんなシナリオが生まれたんだろうね
- みんな大好きスピナーライクな乗り物
- このあたりの演出を見て即ノックアウト!
- コートを着る動作もいいんだよね。格好いい!
幻影都市のここがいい
- 世界設定
- この時期だからこそ生まれた世界設定。既存のサイバーパンクものをキチンと踏襲してRPGに落とし込んだ大傑作。退廃とか退廃とか退廃が蔓延しててとてもイイ
- 操演システム
- 当時のPCゲームでは普段操作する画面とイベントシーンは大抵切り離されて表現されていました。それでもアニメーションがあったりしたら、私たちユーザーは狂喜乱舞したもんですけど、幻影都市ではこのシステムを搭載してたので、複数のキャラクターが細かな挙動をして例えば「ソファーから起き上がってタバコを吸う」とか「出かけるときにトレンチコートを着る」とかそれまでではほとんど見られなかったような演出をガンガン見せつけてくるのです。
- 強烈なサウンド(PC98+FM音源)
- 本来メーカー側の意図は MIDI 機器(MT-32) で聴かせたかっただろうことは容易に想像がつくがPC98 + FM音源版の素晴らしい出来といったらなくて、後年MT-32を買って聞いてみてもFM音源版の凄まじいショックはついに味わうことはなかった。それぐらいFM音源版はいい出来です。
勝手にBGMランキング
- 八部衆バトル
- イリュージョンテーマA
- イリュージョンテーマB
シナリオについては伏せさせてもらいますが、今やっても楽しくプレイできたことには間違いないです!
結論
誰か権利を買ってリメイクして下さい!新作でもええで?
よもやま
じつはこれは「Macでゲームをしようか」のコンテンツ番外編でもあって、Mac で PC98 をエミュレートしたものでプレイをしていました。当サイトではエミュレータそのものについては扱うことはありませんが開発した方々には敬意を表します。
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